ゾウ 急性中耳炎

月曜日、朝一番で4才のS.Y君がお母さんにつれられて来院しました。
S.Y君は夜半から右耳を痛がり、泣いてほとんど寝てないとのこと。
3日前からカゼ気味で、せき、鼻水がでていたようです。
鼓膜は真っ赤に腫れて、中に膿が溜まっていました。
その状態をテレビモニターで映し、お母さんによくお話して、溜まった膿をとることにしました。
お子さん共々、このような辛い経験をしたお母さんも多いと思います。
カゼの流行っている時期は特に注意が必要です。

■症状

38度前後の発熱と激しい耳の痛みがおこります。
さらに症状が進むと鼓膜が破れて耳だれがでてきます。
大人の場合ではこれに先立って耳閉感、耳鳴、難聴などを感じることもあります。
しかし、乳幼児では訴えがよく分らない場合があり、注意が必要です。
耳をよくさわる、何となく機嫌が悪くむずがる、カゼの熱がなかなか下がらない、というような時には一度中耳炎も疑ってください。

■原因

急性中耳炎はお子さんに多い病気です。
カゼなどをひいて鼻をグズグズさせたり、咳がながびいたりしていると、耳と鼻の奥をつなぐ耳管から中耳(下図を参照)に細菌などが侵入してきます。
それが急性中耳炎の主な原因と考えられています。

img_byouki_kyutyu_mimi.gif (3605 バイト)

■治療

耳痛が起ったときは、応急処置として耳の周りを冷やし、痛み止めの座薬を使うと良いでしょう。
入浴をさけ安静にしてください。
そしてなるべく早く耳鼻咽喉科につれていって、適切な治療を受けてください。
そのままにしてしまうと滲出性中耳炎などに移行してしまう場合もありますので。


[耳・鼻・喉の病気へ]

HOME
(C)copyright 1999-2002 Kanaseki-ENT-Clinic All rights reserved.