ふれあい情報館
健診結果の見方(尿一般・腎機能)
身体計測 血圧 脂質 肝機能等 代謝系 尿一般・腎機能 血液一般 炎症性反応 梅毒 大腸


標準範囲 標準範囲外の場合に
疑われる異常
解説

尿

◆定性
 陰性(−)

◆定量
 10(mg/dl)以下
 あるいは
 80(mg/日)以下

 ・急性/慢性腎炎
 ・膀胱炎
 ・腎盂腎炎
 ・尿路結石
 ・妊娠中毒症
血液中の蛋白質は、本来、腎臓ではろ過されないため、ほんのわずかな量しか尿には含まれませんが、腎臓の糸球体や尿細管に障害が起こると、尿中に蛋白質が漏れ出てしまいます。

検査方法は、蛋白質が尿中に含まれているかを試験紙で調べる「定性検査」と、尿中の蛋白質を量る「定量検査」があり、腎臓病発見の手がかりとなります。

なお、定性検査は微量の蛋白質にも反応するため、激しい運動や入浴後、精神的な興奮やストレス、寒さ・暑さ、生理前後などにも陽性(+)反応が出る場合があります。

尿

◆定性
 陰性(−)

◆定量
 25(mg/dl)以下
 あるいは
 130(mg/日)以下

 ・糖尿病
 ・膵炎
 ・甲状腺の病気
 ・肝臓の病気
 ・下垂体の病気
血液中の糖は、腎臓でろ過されて一旦尿中に入っても、尿細管で再吸収され血液中に戻るしくみになっているため、健康な状態ではわずかな量しか尿中には含まれません。

検査方法は、尿蛋白と同様に「定性検査」と「定量検査」があり、糖尿病発見の手がかりとなります。
ただし、腎性尿糖といって血糖値が高くないのに尿糖が陽性になる場合や、それとは逆に、血糖値が高くても尿糖が陰性になる場合などもありますので、尿糖の結果だけで糖尿病について自己判断するのは非常に危険です。

尿





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 弱陽性(±) ◆陰性(−)の場合
 ・胆道閉塞
 ・胆石

◆陽性(+)の場合
 ・肝臓障害
 ・溶血性黄疸
 ・心臓疾患
 ・頑固な便秘

ウロビリノーゲンとは、胆汁中に含まれているビリルビンという胆汁色素が、腸で腸内細菌の作用により変化してできたものです。
そのほとんどは便ととも排泄されますが、一部は腸壁から吸収されて肝臓でビリルビンに再合成され、その残りが腎臓に運ばれて尿とともに排泄されます。

そのため、わずかに尿中に含んでいる状態(±)が正常値です。
増えすぎても、逆に減りすぎてもよくありません。

この検査によって、肝臓や胆のうの働きを調べられます。

尿

 陰性(−)  ・腎臓、尿路の炎症
 ・腎臓、尿路の結石・腫瘍
 ・前立腺炎
 ・淋病
赤血球は蛋白質と同様に腎臓ではろ過されないため、尿中に赤血球が含まれるということは、腎臓の機能に何らかの障害があることが考えられます。
また、尿管・膀胱・尿道などの尿路に異常がある場合にも血尿があらわれます。

なお健康な状態でも、激しい運動や長時間の立位、ストレス、寒冷にさらされることなどによって、陽性(+)反応が出る場合があります。
また、生理中は陽性反応が出やすいです。

尿


 8〜20(mg/dl) ◆高い場合
 ・腎臓疾患
 ・尿毒症
 ・糖尿病

◆低い場合
 ・肝硬変
 ・劇症肝炎

尿素窒素(BUN)とは、体内で蛋白質が分解されてできる老廃物で、血液中の尿素に含まれる窒素分のことをいいます。

大部分は尿中に排出されますが、腎臓の機能が低下すると、血液中に残って尿素窒素濃度が上昇するため、腎機能の状態を調べるのに用いられます。

ただし、高蛋白食の摂取量増加や、妊娠、運動などによる影響を受けやすく、また年齢や性別によっても変動します。
一般に、男性は女性よりやや高く、加齢による腎機能の低下に伴って、増加する傾向があります。






◆男
 0.7〜1.2(mg/dl)

◆女
 0.5〜1.0(mg/dl)

◆高い場合
 ・腎炎
 ・腎不全
 ・腎結石
 ・尿毒症
 ・前立腺肥大
 ・脱水症

◆低い場合
 ・尿崩症
 ・筋ジストロフィー

クレアチニン(Cr)とは、蛋白質が筋肉でエネルギー源として使われた後にできる老廃物です。

大部分は尿中に排出されますが、腎臓の機能が低下すると、血液中に残ってクレアチニン濃度が上昇するため、腎機能の状態を調べるのに用いられます。

ただし、血中のクレアチニン濃度は腎機能がかなり低下してからでないと大きく変動しません。

また、クレアチニンの量は、筋肉の保有量などに正比例するため、筋肉が萎縮する病気の診断にも使われます。

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