No10.接着治療法のしおり

 

We Love Enamel!!  歯質(エナメル質)を大切に!!

 
 

1.接着療法とは
歯や金属に強力に接着する接着剤を、 
@充填剤(つめもの) 
A金属冠(かぶせもの) 
Bブリッジ(固定性の義歯) 
Cスプリント(動揺歯の固定) 
などの歯の治療に応用したものです。 

この接着剤を使った新しい治療法によれば、これまでに方法に比べ、歯を削る量が大変少なくなります。 
これは、  治療の時、 治療のあとの痛みが少なく、 治療のための時間が短縮できるなど理想に一歩近づいた治療法です。 

 
 

2.接着剤を使った新治療にご理解を!
当医院は、歯を抜かない、 歯を削らない治療を、 基本にしておりこの新しい接着療法に早くから取り組んできたのも、 そのためです。 
この新しい接着冠や接着ブリッジは、場合によると2〜5年程ではずれることもあります。 
もしそのようなトラブルができましたらすぐに連絡下さい。もう一度接着しなおし、そのまま使用できます。 
2〜5年後にはずれ、接着しなおすようなことがあっても、私達は歯を削る量をすこしでも減らすことに価値があると考え、この治療をお勧めしています。 
一度削ってしまって歯は元に戻りません。 

 

@充填材            A金属冠

 

Bブリッジ
 
Cスプリント
 
 
 
 
3.接着治療を終了した方へ
接着剤が完全にかたまり、何でも噛めるようになるまでに、少し時間がかかります。
装着したあと一晩は、あまり固いものを噛まないように御注意ください。
 


4.定期検診を受けましょう
当医院では責任ある術後管理を行っております。
異常がなくても1年に一度は点検のため御来院下さい。
なお、当医院では定期検診(リコール)のお知らせをはがきにて案内しております。