旭川泌尿器科クリニックは泌尿器科全般、前立腺肥大症の治療、前立腺がんの早期発見、尿路結石の治療、尿失禁、ＥＤ治療を得意とする。専門医集団による医療機関です。
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検診で血尿と言われたら
尿検査
健康診断でほとんどといっていいほど尿検査が行われます。検査を受ける方にとってはこれほど簡単な検査もないと思います。簡単であっても健康診断の場合病気を見逃してはならないので、とても感度が良い尿潜血反応を調べています。
この検査は試験紙を使って陽性（１+、３+など）か陰性（-）かをみますが、感度が良すぎるため陽性であっても必ずしも病気を意味するとは限りません。この点が皆さん尿潜血陽性を指摘されても放置することが多い理由なのではないかと思います。このような場合必ず顕微鏡を使って尿を再検査することが大事です。泌尿器科では必ず顕微鏡を使い尿の成分を調べているのです。
見た目はきれいなら大丈夫？
見た目は透明できれいな尿でも、詳しく調べると血液が混じっていることがあります。このような場合腎臓、膀胱、前立腺などに重大な病気が潜んでいる可能性があります。膀胱炎や尿管結石などであれば、血尿だけでなく痛みが伴うこともあり、多くの人は直ぐに病院に受診するものですが、実は本当に恐ろしいのは腎臓や膀胱や前立腺などの悪性の疾患です。なぜならこれらの疾患はほとんどの場合、痛みなどの症状がなく、しかも一度真っ赤な血尿が出ても（もちろん全く血尿がない場合もありますが）、その後ウソのようにぴたりと止ってしまうことが特徴だからです。
体内からの赤信号
このように血尿は身体の中の病気を知らせてくれる文字通り赤信号と言えます。せっかくの赤信号がでたにもかかわらず，何も症状がないからといってそのまま放置しておくのは好ましいことではありません。このような病気の早期発見の第一歩はまず尿検査をすることから始まります。最近健康診断などで尿検査を受けていない方はもちろん，血尿を指摘された方はぜひ一度泌尿器科の専門医を受診することをお勧めいたします。
